2023年02月06日 09:11

弥生は、中小企業庁が定めるM&A支援機関に登録された。

「M&A支援機関登録制度」は、中小企業が安心してM&Aに取り組める基盤を構築する目的で中小企業庁が2019年9月に創設した。M&A支援機関に係る登録制度の実施を通じて、「中小M&Aガイドライン」の理解及び普及を促し、中小企業が、より一層円滑にかつ安心してM&Aを手段の一つとして選択できる環境の実現を目指している。今回、弥生は2022年度12月公募にてM&A支援機関に登録された。

「2025年問題」として、この先の中小企業の後継者不足や廃業増加が大きな問題になることが懸念されている。その問題に対して弥生は、スモールビジネスに特化したM&Aマッチングプラットフォーム「弥生のあんしんM&A」を2022年8月より提供開始し、株式の売却や事業の譲渡を希望者する売手に対して、会社や事業を譲り受けたい買手を紹介するサービスを提供している。弥生は、中小企業庁策定の「中小M&Aガイドライン」に沿い、今後もより一層安心なM&Aサービスの提供に努めていくと共に、M&Aの取引をサポートする弥生PAP会員(あんしんエージェント)に対してもガイドラインへの遵守を促していく。

「弥生のあんしん M&A」の特徴は、スモールビジネスに特化している点と、弥生が認定する税理士・会計士(弥生PAP会員)があんしんエージェントとしてM&Aの取引をサポートする点。登録は無料だが、マッチングが成立した際には、買手に対して1件30万円(税別)のサービス利用料が発生する。

M&A支援機関登録制度 / 弥生のあんしんM&A