2023年01月16日 12:54

ACSLは、国連専門機関である万国郵便連合(UPU)の諮問委員会(Consultative Committee)に、ドローン関連企業として世界で初めて加盟した。
ACSLは、産業分野における既存業務の省人化・無人化を実現すべく、国産の産業用ドローンの開発を行っており、特に、画像処理・AIのエッジコンピューティング技術を搭載した最先端の自律制御技術と、同技術が搭載された産業用ドローンを提供。既にインフラ点検や郵便・物流、防災などの様々な分野で採用されている。
UPUは192カ国の加盟国を持ち、郵便業務の効果的運営によって諸国民の通信連絡を増進し、文化、社会及び経済の分野における国際協力に寄与することを目的とする国連専門機関。ACSLは、2018年に航空法が改正された際に、日本郵便と一緒に日本で初めてレベル3飛行を実現し、2022年12月にはレベル4での運用を前提とした新たな物流専用ドローンを発表するなど、ドローンを活用した郵便・物流の課題解決に積極的に取り組んできた。
そうした取り組みが評価され、今回、UPUにドローン関連企業としては世界で初めて加盟を認められた。この加盟により、世界各国におけるドローンを活用した郵便・物流サービスに関するシステムやガイドラインなどの標準化、日本がこれまで実施してきたドローンを活用した郵便・物流サービスに関する実証を、連携しながら各国へと展開していくこと、そして、世界各国での郵便・物流サービスの動向に関する情報収集や日本での活動に関する情報発信が可能となる。