2023年01月11日 12:05

芸術と遊び創造協会は、1月15日、「沖縄 木育サミット」を開催する。

芸術と遊び創造協会は、「人間がはじめて出会う芸術は、おもちゃである」をフィロソフィーとして、「芸術」と「遊び」、「おもちゃ」によって、親子などの多世代交流を促す活動を推進。遊びのコーディネートや手作りおもちゃの指導、人材育成事業を通じ、日本に良質な遊びを広めることで日本各地のさまざまな地域が豊かになる支援をしている。

同協会は、木に親しみ、木を活かし、木とともに生きていく「木育(もくいく)」の活動を、より多くの人に知ってもらうため、2014年から「木育サミット」を開催している。記念すべき10年目となる今年は、全国版での開催とともに、地域版としての「沖縄 木育サミット」を開催。首里城正殿の復元に向けて、その一部に県産木材のオキナワウラジロガシが活用される動きや、生物多様性の豊かな「奇跡の森」と呼ばれるやんばるの森が2021年には世界自然遺産に登録されるなど注目も高まっている。いま、沖縄だからこそできる木育の姿を探りながら、森・海・まちがつながる沖縄の木育推進を目指す。

プログラムは、基調講演1「琉球王国の木育政策と首里城の復元」(琉球大学名誉教授・高良倉吉さん)、基調講演2「木育で躍動する地域~ウッドスタートは何をもたらすのか?~」(芸術と遊び創造協会事務局長・馬場清さん)、パネルディスカッション「沖縄での木育推進に向けて~森と海とまちをつなぐ木育~」、など。

事前予約制。開催日時は1月15日、13時~16時15分。会場は琉球新報ホール(沖縄県那覇市泉崎1-10-3)。

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