2022年12月08日 19:00

東急ホテルズと東急バスは、12月15日、川崎キングスカイフロント東急REIホテルにおいて、川崎市立東大島小学校5年生36名に向け、環境学習「水素で学ぶSDGs」を行う。
川崎キングスカイフロント東急REIホテルは、2018年の開業時より、環境省の「地域連携・低炭素水素技術実証事業」に参画し、ホテル内の約30%の電力を水素で賄っていた。この実証事業が2022年3月31日をもって終了。CO2削減を維持するため、「50kW純水素型定置式FC発電システム」を導入し、パートナー企業の協力のもと、2023年1月より再び水素発電を継続する。
今回の取り組みは、東急ホテルズと東急バスが川崎市へ提案し、川崎市教育委員会の協力のもと実現した。当日は朝9時に児童に集まってもらい、ホテルで「水素ホテル」の仕組みについてホテルスタッフが説明する。その後、ホテル内で水素由来のエネルギーを使用して栽培するレタス工場の見学、水素ラジコンカーを動かす体験など、座学だけでなく体験を通じて学べる内容となっている。そしてホテル敷地内にて、東急バスの燃料電池バス(水素バス)を見学。試乗しながら仕組みを学び、質疑応答を含め、全体で約2時間半のプログラムとした。
東急ホテルズと東急バスは、次代を担う子どもたちに水素の役割をもっと知り、可能性を感じて欲しい、そして環境について共に学び、できることから一緒に取り組んでいきたいと考えている。今後も継続的に子どもたちへの環境学習を行うとともに、地域社会と連携した環境活動を推進していく。








