2022年12月07日 13:00

日本RV協会(JRVA)は、認定したRVパーク施設が国内300カ所を突破した。
JRVAは、くるま旅と車中泊の文化を創出することを目的とし「キャンピングカー文化を日本に!」をテーマに、普及・市場の育成・環境整備の活動を行っているキャンピングカー製造・販売事業者等の会員で構成された団体。「RVパーク」とは、JRVAが「快適に安心して車中泊ができる場所」を提供するために定めた一定の条件を満たす車中泊施設だ。「車中泊」は、海外では幅広い世代に親しまれており生活に身近な存在である一方、日本ではまだそのようなライフスタイルは確立されていない。そのため、違法行為やマナー違反といった扱いを受けたり、長時間駐車ができる場所は街灯や人気が少ない等、危険が隣り合わせになる可能性があった。また最近ではオートキャンプ場内での車中泊が禁止となることもあるなど、車中泊自体の注目度は高まっている一方で実際に車中泊ができる環境が広がり切っていない状況がある。そこでJRVAでは、「RVパーク」を国内で拡充させていくべく、2012年から認定活動を行っている。
JRVAは、全国各地に温泉、旅館、道の駅、遊園地等々の様々な施設でRVパークの設置を進めており、北海道最古の円形校舎を持つことで知られる旧石狩小学校グラウンドを活用した「RVパーク 石狩FIELD」や三重県・伊勢神宮近隣に位置する「RVパーク伊勢」など、6施設を今回新たに認定。これにより、全国で利用できるRVパーク施設は300カ所(11月末時点)を突破した。