2022年12月02日 16:08

JX通信社は、11月20日からカタールで開催されているサッカーワールドカップに伴い、AIを活用した独自の数理モデルを構築。すべての試合結果を1万回シミュレーションした。その結果、日本代表が決勝トーナメントでベスト8への進出を懸けて対戦するクロアチアへの勝利確率は32.3%で、勝利した場合の対戦相手はブラジルになる可能性が高いことがわかった。

同社が開発したAIを利用したシミュレーション(日本時間1日10時時点)では、日本対スペイン戦の日本の勝率を21.1%、日本がグループリーグを突破できる確率を26.6%と予想。同2日4時から行われたスペイン戦に勝利したことで、同時に行われていたドイツ対コスタリカ戦の結果にかかわらず、決勝トーナメント進出が決定した。

日本代表の次戦は、グループFを2位で突破したクロアチア戦。最新のシミュレーション(同2日7時時点)によると、クロアチアに対する勝率は32.3%。クロアチア戦に勝利すると、サッカー日本代表にとって歴代最高成績となるベスト8進出が決まる。クロアチアに勝利してベスト8に進出した場合、ブラジルと対戦することが有力(72.9%)。

シミュレーションでは、その時点での国ごとの優勝確率も計算している。グループA~Fからの決勝トーナメント進出国が出揃った現段階では、ブラジルが18.9%で最も高くなっており、アルゼンチン(14.9%)、スペイン(12.4%)が続く。全試合の情報やその集計、国ごとのシミュレーション結果は、同社運営の特設サイト「2022サッカーW杯 勝敗確率&優勝国 AIシミュレータ」にて無償提供中。