株式会社「pote＋」は、環境に配慮した組立式木製ブース「TUS+++（タス）」のスターターキット・モデルを、11月28日に発売した。「TUS+++」は、サスティナブル・環境保全をテーマに企画したブースシステム。壁面は防燃・高耐久のCLT材（直交集成材）を使用し、接合部分は補強のために鉄（金物・ボルトナット）を使用。製造物すべてがリサイクル可能な環境配慮型ブースとなっている。

また組み立てブースの特徴を利用し、「設置→撤去→保管」の流れで繰り返し使うことができるので、ブースの仮設をなくし、ゴミゼロと廃棄処理費用が削減。さらにアイコンでもある「＋」の型を利用して、オプションパーツを自由に追加することが可能で、破損があった場合にもパーツ交換のみで対応できる。

展示ブースとしての利用だけでなく、什器やパーテーションなど、さまざまな活用が可能。ディスプレイに必要なオプションパーツは豊富であり、用途に応じて自由で柔軟な発想に対応でき、活用の幅が広がる。

「TUS+++」は単なる展示ブースではなく、マーケティングを意識して設計しており、デジタルサイネージやXRなどのデジタルコンテンツを活用する前提で作られている。これからの新しいブース体験は、リアルで設置された展示会場にとどまらず、デジタルを介して広さや距離を超えたものになっていく。「TUS+++」を通して、企業展示会で発生する大量のゴミ問題を解決し、SDGs + カーボンニュートラルを実現する。