
地球の歩き方は、「脳がどんどん強くなる!すごい地球の歩き方」を11月25日に発売した。
コロナ禍で旅はおろか外出さえままならなかったこの数年間。現役世代から20~30年間かけて発症していくと言われる認知症だが、コロナ禍のステイホームのストレスと運動不足が要因で今後患者数が急増していくと予想されている。本書は、旅行ガイドブック「地球の歩き方」が脳科学の専門家、高島明彦先生を著者に迎え、「旅をすることが、なぜ脳にいいのか」を解説したこれまでになかった一冊だ。
第1章では、脳のしくみや働き、そして本書の重要なキーワードとなる嗅内野について解説。嗅内野と認知症の関係性、そして旅が脳に与える影響について図解を用いながら紹介する。第2章では脳を活性化させる具体的な50のトレーニングを紹介。旅先はもちろん、まだ旅に出るのは怖いという人でも、家の近所や自宅のなかで日常的に取り入れられるトレーニングを盛り込んでいる。海外旅行、国内旅行、体を動かすもの、座ってできるものなど、あらゆるシーン別トレーニングから自分の好きなものを選んで挑戦できる。第3章には、文章で書かれた世界各都市の散歩ルートを読み解きながら、ルートを地図上に書き込むトレーニングを盛り込んでいる。このトレーニングは、本書の重要なキーワードである嗅内野と海馬を含むアルツハイマー型認知症で障害を受けやすい場所を刺激し、空間ナビ機能を鍛えることができる。旅先での散歩気分を味わいながら、脳も一緒に強化するトレーニングだ。
定価は1650円(税込)。発売日は11月25日。販売は全国書店及びオンライン書店。