2022年11月25日 13:18

スマニューラボは、11月24日、「Tales & Tokens」(テイルズ・アンド・トークンズ)の提供を開始する。これは、地域などコミュニティに根ざした事業者が、自分たちのコミュニティに固有の物語や文化などの「コミュニティ資源」をNFTゲーム化し、コンテンツ事業を行えるサービス。

同社では、地域に固有の地名、民話や伝説などの物語、生活や産業に由来する文化など、人々が共有している無形の資源を「コミュニティ資源」と名付けた。「Tales & Tokens」では、事業者が「コミュニティ資源」を可視化し、人々に好意や感動を与えるデジタルコンテンツとして、ユーザーへ提供することができる。

ユーザーは、ふるさと納税やNFTマーケットプレイス「OpenSea」を通じて、ゲームのキャラクターやアイテムなどのNFTコレクションを取得することが可能。専用のWebアプリを操作し、NFTコレクションのカスタマイズや他のユーザーとの交換なども行える。

同社が開発したのは、アイテムNFTの追加により、キャラクターNFTが変化するDyanmic NFT。現在、岩手県遠野市で10月27日から、「Tales & Tokens」の初のプロジェクトである「Game of the Lotus 遠野幻蓮譚」のNFTゲームを提供中。柳田國男の「遠野物語」などに採話されている神話をもとに企画・開発したプロジェクトで、三人の娘をモデルにした三種類のキャラクターNFTが、ふるさと納税の返礼品として提供されている。