TBWA HAKUHODOが企画・開発したジェンダーレスな祝箸「ふうふ箸」が、11月22「いい夫婦の日」より、株式会社「マツ勘」のECサイトなどにて販売開始される。それに伴い、コンセプトムービーを公開するとともに、男女の偏見が残る夫婦ギフト市場の多様化を目指し、「ふうふギフトプロジェクト」の活動も開始する。

「ふうふ箸」は、結婚祝いの定番アイテム「夫婦箸（めおとばし）」から、黒と赤、長短セットといった外見上の固定観念を取り払い、新しく生まれ変わった祝箸。夫婦の形は一つではなくなったにも関わらず、同性婚カップルへのお祝いの品として適したお箸がないという声から、日本の箸文化をアップデートすべく誕生した。

「ふうふ箸」は、長さも太さもジェンダーレス。男女問わず持ちやすい長さである22.5cmに設計されており、角が無く手に馴染みやすい柔らかなフォルム。箸先は滑り止め付で、毎日の生活にも使いやすい食洗機対応。また、「純粋・無知・純真」という意味を持つ白色をベースに、22層にわたって塗り重ね、研ぎ出し、着彩を施した。この工程はすべて手作業。研ぎ出しの独特な模様は箸職人の絶妙な手加減によって現れる。そのため、世界に一つだけのデザインになり、何度も塗り重ねる事で丈夫さも持ち合わせている。

パッケージは、お祝いにふさわしい高級感を重視した桐箱を用意した。贈る時も、贈られた時も、思い出に残るデザインとなっている。価格1万1000円（税込）。詳しくはこちら。