2022年11月22日 09:52

太陽ファルマテックは、11月24日より本社敷地内に福利厚生施設「T-LINKS」を開設する。
同施設は「みんなのリフレッシュテラス=環境と人に優しい木陰の空間」をデザインコンセプトに、環境配慮を目的とした大きな庇屋根が特徴的で、建築家・隈研吾さんとともに新国立競技場の設計責任者を務めた川野久雄さんが設計した。施設内には社員用の食堂やマシンジム・会議室・浴室のほか、バドミントン女子シングルス日本代表/プロバドミントン選手の奥原希望選手(太陽ホールディングス所属)が初めて監修したアリーナ(体育館)や、グループ会社の食糧事業のノウハウを活かした水耕栽培エリアなどを設けている。
なお、太陽ファルマテックは大規模災害発生時に、高槻市内にとどまる帰宅困難者及び近隣住民に対し、同施設を一時避難所として提供し、迅速な災害対策に協力・貢献することを定めた「災害時における帰宅困難者の受け入れ等に関する協定書」を高槻市と、「災害時における近隣住民の受入れ等に関する協定書」を近隣自治会と、11月に締結した。2018年の大阪府北部地震で最大震度6弱を観測した高槻市では、発生確率の高い南海トラフ地震等の自然災害の発生に備え、災害に強い「強靱なまちづくり」を進めている。社員利用を主とした施設ではあるが、有事などの際には行政機関等と連携し、地域の災害対策として積極的に貢献していく。「T-LINKS」は企業と地域をつなぐ役割を持った、新しい福利厚生施設だ。
開設は11月24日。所在地は大阪府高槻市明田町4-38。