2022年11月21日 16:02

うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会は、滋賀県内の3市のセブン-イレブン3店舗に「拾い箱」をリレー方式で設置。その結果、45リットルのごみ袋50個分のごみを回収した。

「拾い箱」とは、清掃活動で市民が拾ったごみを回収するもので、市民の自発的な清掃活動の輪を広げることを目的としている。なおこのイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するもの。このたびは、「野洲のおっさん拾い箱」を、9月16日~29日にセブン-イレブン琵琶湖大橋東口店(守山市)に、10月 7日~20日にはセブン-イレブン彦根銀座町店(彦根市)に。そして10月28日~11月10日には、セブン-イレブン大津苗鹿店(大津市)に設置した。

「野洲のおっさん拾い箱」は、高さ95cm、幅180cmのケース。海洋ごみの8割は街からのごみだということや清掃活動へのメッセージが書かれており、中はごみを分別して収納できるようになっている。設置期間中はセブン-イレブン店舗でごみ拾い用の袋の配布なども行われ、いつでも気軽に清掃活動を行うことができる。

参加した市民からは。「店舗で見かけて拾い箱の存在を知った。琵琶湖で釣りをした際にはごみ拾いも行いたい」「普段から清掃ボランティアを行っているが、大変ありがたい取り組みなので続けてほしい」などの声が寄せられた。