2022年10月28日 16:31

伊藤手帳と愛知県立一宮商業高は、「地域企業と連携した商品開発の実践」の取組みとして、「高校生が使いたくなる手帳」の企画・商品化・販売を目指し、8月より進めている。

本取り組みでは、同校情報処理科3年生18名が2名1組9チームに分かれ、同社と意見交換。「どのような高校生に向けての手帳を作るのか」「手帳の仕様はどうするか」といった商品開発に必要な企画を、「課題研究」という授業の中で考えてきた。

今回、11月4日13時20分より、愛知県立一宮商業高等学校にて、高校生が考えた手帳案の企画選考会を行う。選考会は9チームがプレゼンテーションを行い、同社が採点。最高得点を獲得した最優勝チームの手帳企画を、同社が商品化する。その後、商品完成品発表会を経て、2023年2月18日に開催される「一宮消費生活フェア」に合わせて、一宮商業高校の生徒が販売を行う。同時に同社ECサイトでも販売が行われる。

本取り組みは実際のビジネスを学ぶ場として行われている。今回はスマートフォン操作が当たり前になっている高校生に、「使ってみたくなる手帳」の仕様やデザイン案を考えてもらった。11月4日の企画選考会では、考えた手帳の案を発表するだけでなく、考えていく過程で「頭の中に浮かんでいるものを言語化するのは想像以上に難しかった」といった苦労した話なども交え、各チームプレゼンテーションを行う。