2022年10月24日 15:00

ザクティは「こどもの送迎用バス見守りカメラソリューション」の実証を開始した。このたびの送迎用バスでの園児の置き去り事故発生を踏まえて、政府から安全管理に関する緊急対策が示された。これを受け、同社では、同社の保有するAI画像解析技術とカメラ映像技術を組み合わせた、本システムの実証を開始する。

ザクティが提案する見守りカメラソリューションの特長は、トリプルチェック機能を備えた映像ソリューション。超広角360°全天周カメラを採用し、必要最小限のカメラ設置でバス内全体を広く撮影し、人物を検知。独自の画像処理エンジン搭載による高画質映像で、バス内を常時見守るもの。既存の送迎用バスに簡単に設置が可能。

また、バス乗降口付近の映像をAI画像解析することで、バスへの乗車人数・降車人数をカウント。運転席に設置したモニタに乗降人数を分かりやすく表示するとともに、降車開始後、バス内人数カウントがゼロになるまでアラーム警告を行う (バスのエンジン停止後も継続)。

さらに、送迎中および降車後のバス内の映像、およびエンジン停止後の人物検知結果をリアルタイムに配信。職員のスマートフォン、ならびに事務室PCなどから、バス内の状況を確認でき、遠隔にいながら車内の見守りを実現した。現在、本システムの導入に向け、トライアルに協力できる保育園・幼稚園などの関連パートナーを募集中。詳しくはこちら