2022年10月06日 12:04

キノネは、盆栽愛好家が集えるコミュニティデザインSNS「BONSAI KINONE」を9月末にスタートした。
国内の盆栽愛好家の総数は50~100万人といわれているが、年齢分布を見ると若い層は極めて少ないことが現状だ。一方で海外では芸術的な評価が高く若い層が急増しており3万~10万人とも言われる海外愛好家の多くが20・30代となっている。商品のみが海外へ大量流出するような文化の淘汰の危機を防ぐため、国内でより多くの年齢層が文化に触れ楽しむことができ、盆栽文化を活発化して行かないといけないと考えている。そこで、敷居が高い印象がある盆栽文化に対して、特化したSNSを作り、簡単な情報から専門的な情報まで幅広く公開し触れやすくすることでその敷居を下げていき、加えてSNSの機能で地域を隔てた仲間と情報を簡便に共有しやすくすることで、これまでに取得できなかった層の愛好家を増やし文化継承や発展に寄与していくために開発をした。
「BONSAI KINONE」ではこれまでのSNSとは違い、目的や話題などのテーマに合わせて、コミュニティ内で話題や投稿内容(画像、コメント)のグループを分けられる。「ビギナーで展示会がしたい人」、「好きな樹種で集まりたいグループ」、「一緒に盆栽を始めた人」が集まるグループ。というようにそれぞれの目的に合わせた場所でやりとりすることで、自分の求めていた人材、情報が簡単にマッチングするような仕様になっている。