2022年09月12日 09:03

はぴロジとCBcloudは、オープン型のラストマイル配送サービス「コネット便」の提供を開始するため、基本合意書を締結した。

はぴロジは、あらゆるカート・モール・受注管理システムとWMS(在庫管理システム)を繋ぐ流通インフラプラットフォームを提供している。CBcloudは、運送業界の構造改革およびラストマイルを担うドライバーの労働環境の改善をはじめとした業界が抱える各種課題を解決すべく、ITの活用による自動化・効率化を促進している。

近年、EC荷物の取扱量が大幅に拡大している中、顧客に物・サービスが到達する物流の最後の接点であるラストマイル配送は、今後もさらに需要が伸びていくものと予想される。その一方で、物流業界では慢性的な人手不足や生産性向上の課題に加え、トラックドライバーに対する時間外労働の上限規制適用やインフレによる燃料価格高騰により、安定的かつ持続的な配送サービスの提供が困難となっている。こうした背景から、両社は、物流課題の解決と荷主のニーズを叶える次世代型ECの物流サービスを提供するため、相互の知見を活用して協業していくことに合意した。

今回の合意により、両社の持つ強みを相互に活用したEC時代の物流ニーズに対応するオープン型のラストマイル配送サービス「コネット便」の提供を2022年中に開始。「コネット便」は、両社のノウハウを結集させ、3PL事業者とともに実現するオープン型のラストマイル配送サービスとなる。荷主企業のWMSシステムとの連携により、高い配送品質を担保しつつ、柔軟なリードタイムで集荷やラストマイル配送を実現する。

はぴロジ / CBcloud