2022年09月08日 16:05

カカクコムグループの「ガイエ」は、映画「さよなら、バンドアパート」にてデジタル・プレイスメント広告を展開。併せてデジタル・プレイスメント広告の検証調査を実施した。
本調査は、キャラクターをデジタル・プレイスメントにて映画に出稿し、デジタル・プレイスメント広告があることを説明せずに、映画を上映。上映後アンケートを実施。その際、デジタル・プレイスメント広告が入っていたことを伝え、視認性、広告としての違和感、他の広告と比較してのイメージなど「デジタル・プレイスメント広告」の効果検証を行った。
調査では、デジタル・プレイスメント広告に気がついた人は76%。また、映画を楽しめた人のうち、8割強が視認したと回答した。これにより、キャラクターが目に留まっても映画を楽しめる、映画の邪魔になっていない、といえる。またキャラクター登場シーンの印象を調査したところ、広告であることを知らされても印象の変化はみられず、嫌悪感を示す人は少なかった。デジタル・プレイスメント広告自体の印象としては、「新しい」「斬新」「おもしろい」「最先端」など、好意的な印象を持った人が86%という結果に。また、他の広告と比べても8割(78%)近くの人がポジティブな反応だった。
今回は、キャラクター画像を看板やポスターに配置する手法だったが、広告したい商品を実際にコンテンツ内に配置しても、同様の傾向が見られるか検証の余地があると考える。そのほかにもブランドロゴや商品画像を用いた場合の検証も引き続き行っていく予定。