2022年09月05日 09:53

多摩美術大学は、「多摩美術大学助手展」を、9月5日より八王子キャンパスにて開催する。

「多摩美術大学助手展」は同学で学生や教員のサポートを務める助手・副手の研究結果を示す場として、2018年度から開催している。2021年度は、コロナ禍にありながらも従来の助手展という形を取り戻す「多摩美術大学助手展2021」として開催した。今年度はこの流れを引き継ぎ、2018年度から続く「多摩美術大学助手展」として開催する。

八王子キャンパス アートテークギャラリーでは、全学科総勢46名の助手・副手による絵画、彫刻、立体、映像、写真、インスタレーションなどの作品を展示。また、今年度からの新たな試みとして、多摩美術大学TUBにて開催する「助手展サテライト」は、「イメージをおくらせる」をテーマに、助手・副手の有志数名により構成されるグループ展となる。インターネットを通じて膨大な量の情報に触れることが日常となっている現在、あらゆる場面において速度や効率がひとつの価値観となっている。同展の作品は、見て理解するプロセスとしてあえて冗長した回路を設け、迂回や結果としての遅延からこそ触れうる知について考える。

会期は、「多摩美術大学助手展2022」9月5日~21日(会場:多摩美術大学八王子キャンパス アートテークギャラリー)、TUB第18回企画展 多摩美術大学助手展サテライト「イメージをおくらせる」9月8日~24日(会場:多摩美術大学 TUB)。

多摩美術大学助手展オリジナルWebサイト