2022年09月01日 09:01

2016年の「東アジア文化都市2016奈良市」の成果を未来につなぐ奈良市アートプロジェクト「古都祝奈良」。令和4年度は、これからの学び場/遊び場のビジョンを提示する「コロガル公園テラス」を、10月15日~11月27日まで、奈良市役所東棟屋上にて開催する。

これからの学び場/遊び場のビジョンを提示する「コロガル公園」は、不定形な床とさまざまな仕かけで構成された公園型のインスタレーション。子どもたちは、重力・速度・遠隔操作という遊びの根源的な喜びを感じながら、新しい動きや遊びのルールを生み出すことを誘発する。

山口情報芸術センター「YCAM」で2012年に開発されて以来、全国各地で空間の特性を活かした多様な「コロガル公園」が発表されてきた。今回は、YCAMアーティスティック・ディレクターの会田大也さんによるコンセプトのもと、奈良市役所の広大な屋上が「コロガル公園テラス」に大変身。会期中には、ワークショップ「子どもあそびばミーティング」を実施し、「こんな公園があったらいいな」と発想を膨らませ、新しい遊び方を話し合うことで、子どもたちのユニークなアイデアが反映されていく。「コロガル公園テラス」は子どもたちが遊びを通じて考え、創造力を育み、未来を照らす場となる。

ワークショップ「子どもあそびばミーティング」は10月23日、11月12日13時~15時。参加無料・定員各12名(要事前申込)。イベント「会田大也さんと木のベンチを作ろう!」は10月22日13時~16時。参加無料・定員6名(要事前申込)。