2022年08月30日 09:12

本郷防災が7月に、びわ湖のほとりに、BIWAKO AQUA PONICSをオープンした。食糧問題の解決の糸口を見出すために、アクアポニックスという次世代農法にチャレンジ。完全循環型農法で水を無駄にせず、パーフェクトオーガニックにこだわり、育成効率を重視して出来上がった施設は、とても感動的な空間になっている。トマトの摘み取りもでき、子どもへの食育の学びの場にもなる。見学予約受付中だ。
本郷防災の代表取締役本郷顕一さんが、将来起こりうる食糧難に備えて食の安全も守ればと思い農業の学校を通いはじめ、「アクアポニックス」という農法に出会い、「これをしよう!!」と決意。
「アクアポニックス」とは、淡水の魚介を育てた水を野菜に供給して育て、吸収されなかった水は、きれいな水となり魚介の元へ還るという、水を無駄にしないサステナブルな農法。魚介に影響を与えるため当然農薬等は一切使用できない。
BIWAKO AQUA PONICSでは、トマトとオニテナガエビを、循環させた水で同時に育成し、完全循環型農法で、アクアポニックスという次世代の農法にチャレンジしている。収穫量が一定以上になれば、トマトとオニテナガエビで「トマトとエビのスープ」へ加工販売する。
アクアポニックス施設見学は、大人(中学以上)1100円(税込み)。子供(3歳以上)550円(税込み)となる。トマト摘み取り体験は、オリジナル袋1080円(税込み)/袋。各種直売品(朝採れトマト等)や、併設カフェ&ピザ作り体験テラス計画中となる。