2022年08月29日 16:37

プレミアムフローズンミール定期配送サービス「nonpi A.R.U.」を展開する「ノンピ」は、今年6月30日のローンチから1カ月で、累計販売食数が1万食を突破したことを明らかにした。

「nonpi A.R.U.」とは、一ツ星を獲得した現役ミシュランシェフ田村亮介さんや、三ツ星フレンチ「Jean-Georges本店」でスー・シェフを務めた米澤文雄さんなど、トップシェフとコラボする「プレミアムフローズンミール定期配送サービス」。冷凍では再現困難とされていたトップシェフたちのメニューを再現。安心して継続利用できるよう、1食あたり500kcal以下、保存料・合成着色料不使用と、健康面にも配慮したメニューとなっている。

ローンチ後1週間の新規入会数は、想定の10倍。今までの冷凍食品では強調されてこなかった味の訴求や、「一人2万円超えの料理を提供するトップシェフの料理がお手頃価格で楽しめる」という、今までなかった体験訴求、がユーザーニーズとマッチしたと思われる。

予想外だったのは30代女性からの支持と、9食セットの人気。1食が約1200円のnonpi A.R.U.はプレミアムラインに分類されるため40・50代の購入者が多いと予想していたが、実際は30代が全体の30%と最多で、そのほとんどが女性だった。また、ちょっと贅沢な食事ということで一か月に1~2回程という希望が多いと想定していたが、実際には「9食セットを3週間おきに配送」を希望するユーザーが全体の8割。より良質な商品にお金をかけて生活を楽しむというミレニアル世代の消費パターンを表しているようだ。