2022年08月29日 09:05

オングリットホールディングスは、9月1日、福岡県飯塚市(e-ZUKAトライバレーセンター内)に新拠点「飯塚TechLab(テックラボ)」を開設した。

インフラ業界では、現場での点検作業を行うにあたり、事前準備として規制図の作成や誘導員の確保、高所作業車や規制器材の手配、道路使用許可の申請などがあり、多大な時間や技術者に相当の負担がかかっている。業務の省力化や効率化を目的として点検業務を発注する国や自治体もプロポーサル公募などで新技術提案を求めており、点検業務を入札する建設コンサルタントも日々テクノロジーを活用した業務効率化を模索している。同社では、上記課題を解決するために橋梁やコンクリート構造物、照明灯など道路附属物の点検業務効率化・省力化に関するロボットや人工知能システム(AI)開発を手掛ける。

新拠点「飯塚TechLab」では、橋梁やコンクリート構造物、照明灯など道路附属物の点検業務効率化・省力化に関するロボットや人工知能システム(AI)開発を行うにあたり、重視するのは下記の3点。「飯塚市内の開発技術者や障がい者・シングルマザー等の就職弱者を雇用します」、「飯塚市内の大学と連携し、学生のインターンの受け入れや共同で新技術開発を行います」、「飯塚市と連携を図り、技術向上のための実証試験等を実施し、NETIS登録を目指します」。新オフィス開設を機に、さらに高品質なサービスを提供すべく、社員一丸となって取り組んでいく。

所在地は、e-zukaトライバレーセンターB207(福岡県飯塚市幸袋576-14)。開設日は9月1日。

オングリットホールディングス