2022年08月23日 12:52

Daidaiは、後継者向け家族視点の承継学講座「承継学アカデミー」を開始する。

いま、後継者不在の問題が社会課題になりつつある。事業承継分野で有名な2025年問題では、経営者が70歳以上の企業が約245万社まで増加し、そのうちの約127万社が後継者不在による廃業・倒産の危機に直面するであろうと予測されている。もし、この事業承継問題に何の対策も講じられず127万社が廃業となれば、約650万人の雇用が失われて約22兆円ものGDPが消失するという大変な経済的損失を被ることになる。

一方、性急な第三者承継(M&A)を推し進めることによるさまざまな弊害も露呈し、円滑な事業承継が滞ったり、承継後の軋轢が発生するなどの事象も増えている。Daidaiが運営する「承継学アカデミー」は、会社の親子・夫婦・親族に焦点をあて「ファミリービジネス×事業承継М&A×幸せ視点の経営」領域で、実践重視の学びの場を提供するために設立されたコミュニティだ。同社は、現経営者と後継者(親子、夫婦、兄弟)の同じ空間での対話と学びが何よりも大切だと考えている。承継学プログラムでは、適切な承継に向けた学びの場「承継学講座」、後継者の人々のコミュニティ「承継学ゼミ」を提供する。具体的なプログラムや講師陣は改めて公表するが、事業承継分野で著名な経営者や後継者の人々の賛同を得ている。

なお、事前セミナーとして、「家族視点の承継学」をテーマにした各種イベントに、特別ゲストを迎えて開催予定(9月3日:プレセミナー第1回目、10日:プレセミナー第2回目)。

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