2022年08月08日 12:55

自分楽は、動画を活用したeラーニング「シニア顧客とのコミュニケーションの取り方」を、8月8日より、法人向けに発売開始する。
同社は法人向けに中高年のキャリア開発と「産業ジェロントロジー」(老年学)教育を手掛けている。超高齢社会の日本において、顧客の高齢者率が上がることは必然。しかし、若・中年世代の人たちは、自分の年以上に年を重ねることはできない。高齢者の心理・老化現象を体感できず、コミュニケーションの取り方がよくわからない、失敗してしまうという現象が起き、ビジネスチャンスを逃すという損失が起こる。高齢者顧客側も、高音が苦手なのに声高に声を張り上げられて説明が聞き取りにくい、話のスピードが速すぎて覚えられないなどの理由から、不安・不満を抱えることとなる。その解決策として、同社はジェロントロジーを活かした「高齢者とのコミュニケーションの取り方」を学ぶためのeラーニングを開発した。
eラーニングでは、講師が一方的に話すのではなく、現場事例を動画で提示、ワークシートを取り入れた。また、30分構成として、集中力が持続できる工夫をした。タレントではなく、普通のアクティブシニアの人々が出演しているので、現場イメージが具体的にわき、本音を聞くことができる。他にも、自社独自の若年・中年世代の「シニア顧客に対するお困りごと調査」、シニア世代の「こうして欲しい調査」による根拠や、「ジェロントロジー」研究に基づく理論づけ、中小企業も導入しやすい低価格といった特徴がある。
価格は10万円(税別)、受講できる人数は50人まで。