2022年07月28日 09:52
ライトライトは、宮崎県えびの市と連携し、現地の後継者問題を解決するマッチングサイトの運営を行う「relay the local えびの市」を立ち上げた。
同社が運営する「事業承継マッチングプラットフォーム relay（リレイ）」は、事業を譲りたい経営者と、事業を譲り受けたい候補者をマッチングさせるサービス。従来のM&Aマッチングサイトと異なり、どんな想いで企業や店舗を運営してきたか、オーナーの横顔を含めた想いを記事化し、後継者を公募するという特徴がある。
今回、relayが自治体と連携し、えびの市の人が事業承継の取り組みの説明や現地面談などの各種コミュニケーションを、relayが事業承継を検討している事業者の人への取材や記事作成、後継者候補の集約などを担うことで、事業承継マッチングサイトの共同運営を行う。「relay」ホームページ内に宮崎県えびの市に特化した「relay the local えびの市」を開設し、市内の後継者不在事業者の後継者をオープンに募り、後継ぎ候補の募集を支援する。
サイト開設に伴い、えびの市内の1件の事業者の後継者募集を開始。霧島連山の麓の街に根ざした創業50年を迎える葬儀場「有限会社えびの公善社」は、葬祭業を営むとともに、会館に隣接する建物では四十九日の返礼品を中心とした記念品の販売も行っている。葬祭業は、人生の旅立ちの瞬間に立ち会う特殊な仕事。地元の葬儀屋として、顧客の気持ちを第一に、新しい風を吹かせてくれる後継者を募集する（今後も随時追加掲載を予定）。
