2022年07月27日 12:24

ディスカヴァー・トゥエンティワンは、7月22日に「物流現場の最適化DX」を刊行した。
新型コロナウイルスによって暮らしは大きく変容した。特にECの需要の高まりは大きく、「生活になくてはならないインフラ」を支える物流にも注目が集まっている。一方、「物流業界は厳しい」「現場の就労環境は苦しい状況が続いている」というよくない話題でも注目を集めているのが現状だ。「いまこそ物流にDXを!」と叫ばれているが、「経費がかかる」「むずかしそうだ」「大手企業が導入するものでウチには関係ない」とあきらめてしまうことが多い。物流DXは、決して難解なものではない。専門知識がなければ使いこなせない時代ではないのだ。導入にはメリットもあればデメリットがあることも知り、最適な選択をすることこそが重要となる。
本書では、業界を知り尽くした著者が、メリット・デメリットを解説し、失敗しない物流の自動化を紹介。倉庫業務が苦しい状況から抜け出せないのは、「現場のむずかしさ」や「なぜ厳しいのか」を、多くの人が知らないことが原因のひとつと考えられる。この「知らない」ということが課題の解決を鈍らせている。しかし、ただ「知る」だけでは課題の解決につながらないため、本書では「なにを」「どのくらい」知るべきか、そして総体的な知見ではなく、トレンドとして押さえるべき点はなにかについて検討し、具体的に解説していく。課題に直面している物流業界の変革を後押しできる1冊だ。
定価は1540円(税込)。発売日は7月22日。ネット書店限定での流通。