2022年07月27日 09:56

スリールは、改正育児・介護休業法により義務化される内容のうちの一つ「男性育休に関する研修実施」の代行サービスとして、「男性育休取得者向けeラーニング」を9月15日に提供開始する。

女性社員の産休に比べ、男性育休は「いつ」・「誰が」・「どの期間」取得するのか予測がつきづらく、人事・ダイバーシティ推進担当者がその都度研修を各個人にタイムリーに研修を提供することが難しい、手間がかかるといった声が同社に多く寄せられるようになった。加えて、2020年度の男性の育休取得率は12.65%と前年の7.48%に比べ前進しているものの、政府が掲げる2025年目標値30%には未だ程遠く、取得をしても育児や家事に関わる時間が少なく夫婦の満足度が低い「とるだけ育休」には取得者の3人に1人が該当するという調査結果も出ている。

そこで、まだ世の中で女性活躍推進が注目されていない2010年から組織のダイバーシティ推進コンサルティング・研修を12,000人以上に提供してきた同社が、12年の知見を活かし、各人が育休取得のタイミングにあわせて受講でき、かつ、育休にあたり必要なアクションが分かる実践型のeラーニングプログラム「男性育休取得者向けeラーニング」の提供を開始。実践型ゆえに「とるだけ育休」の防止となるだけでなく、改正法案により義務付けられた「男性育休に関する研修」の代行として活用できる。

サービス提供開始に先立ち、研修の一部を体験できる「特別体験会」を8月4日にオンラインにて開催する。

特別体験会