2022年07月22日 09:57

第一葉(ダイイチヨウ)は、8月から自社所有のインフルエンサーを活用し、留学生募集サービスをリリースする。

第一葉は外国人留学生に対し、日本語教育や就活支援などを行っている会社。これまで「来日サマーキャンプ」、「日本留学フェア」、「留学生就職支援講座」などサービスを提供し、1200人以上の成功事例を作ってきた。

昨今新型コロナウイルスの影響で、日本留学市場は大きな打撃を受けた。今年に入り、入国制限が徐々に緩和されてきたものの、依然と厳しい状況が続いている。その中で最も学校のマネジメントに影響するのは学生募集活動の展開、つまり「入り口政策」だ。今後の募集活動はどのように展開していけば良いのか、それによって学校の存続が大きく左右される。そんな中、同社は「SNSインフルエンサーによる学生募集」に取り組んだ。その理由についてはまず、世の中は、対面による募集活動(説明会・留学フェア)は非常に困難な時代に突入しているから。また、現在の若者の行動パターンを分析した結果、「情報収集」と「学習」のため最も使われている手段はスマホによるネット検索だからだ(「中国青年網」による)。

同社は現在、日本語学習者のフォロワー7500人以上に対し、毎日liveで留学や就職などに関して情報発信をしている。8月から「インフルエンサーを活用した学生募集」サービスをリリース。具体的には、インフルエンサーがliveあるいは作品をアップし、そのコンテンツを見て集まった留学希望者に対しカウンセリングをし、留学先をレコメンドするような流れとなる。

第一葉