2022年07月20日 16:20

東京ガスは、慶應義塾大学と共同で、エコなアイデアを出し合う仮想投資ゲーム「エコファンディングゲーム」を開発し、東京ガス都市生活研究所のホームページで公開した。「エコファンディングゲーム」は、エコなアイデアを出した社長が投資家から資金を集める仮想投資ゲーム。気候変動やSDGsへの関心が高まる中で、サステナブルな社会をめざし、社会課題を解決するためには何が必要かを考えるきっかけになる。

ゲームは、エコな会社の社長とエコな投資家に分かれて進める。「エコな会社の社長」になったら、投資家に事業計画書をもとに事業内容を説明し、投資家から質問を受け、投資金額の交渉を行い、投資家からなるべく多くのお金シールがもらえるようにする。また「エコな投資家」になったら、投資する金額を決め、リストに記入。金額分のシールを発案者の「エコ事業計画書」に貼る。役割を交代して2回戦実施し、投資金額を多く集めたエコな会社の社長が勝ちとなる。

今年4月の高校学習指導要領の改訂では、金融経済教育の内容が拡充され、お金についての学習が求められるようになった。「エコファンディングゲーム」は簡易な投資の仕組みを使うため、楽しみながら投資を学べるツールとしても役立つ。

小学校高学年~中学生用、高校生~大人用の2種類があり、学校の授業や夏休みの自由研究、企業研修などに活用できる。ゲームで使えるワークシートは、東京ガス都市生活研究所のホームページからダウンロードできる。