2022年07月14日 09:06

トラストバンクは7月13日、ふるさと納税で被災自治体の災害支援に寄付できる仕組み「ふるさとチョイス災害支援」、記録的な大雨により被災した埼玉県滑川町の「災害時緊急寄付申込みフォーム」を開設した。寄付金は全額、被災地の復旧・復興に使われる。トラストバンクは今後も「ふるさとチョイス災害支援」を通じて被災地の復旧復興への寄付を受け付け、持続的な支援を行っていく。※寄付金は災害支援金のため、原則自治体からのお礼の品はなし。※ふるさとチョイス災害支援は、自治体から寄付受付のためのサイト利用手数料なし。

「ふるさとチョイス災害支援」は、2014年9月にサービス開始。ふるさと納税を活用して、災害時に被災自治体の復旧・復興のための寄付金を募る仕組み。契約の有無にかかわらず全国の自治体にプラットフォームを無償提供している。自治体はサイトで被災状況や寄付金の活用事例を報告できる。寄付者は被災地に寄付金と一緒に応援メッセージを送ることができる。平成28年熊本地震では約19億円、平成30年7月豪雨では約16億円、平成30年北海道胆振東部地震では約4億7千万円を集めた。寄付総額は累計70億円超に上る(2021年9月時点)。

また、熊本地震で被災地以外の自治体が寄付金の受付業務を代行する「代理寄付」の仕組みを構築。被災自治体は業務負担を軽減でき、住民の安全確保などに人員を充てることが可能になる。