2022年06月28日 09:50

江ノ島電鉄は、国道134号線を活用した新たな観光スタイル定着と公共交通利用促進による地域課題解決を目指し、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で注目の鎌倉と、夏本番を迎え盛り上がる江の島島内を結ぶシャトルバス「R134BUS」の実証実験を実施する。
江ノ島電鉄では、地域生活・観光の両立が求められる湘南エリアにおいて、地域課題である道路渋滞やオーバーツーリズムを解消すべく、「湘南MaaSプロジェクト」を通じて、自家用車から公共交通への転移にも繋がる、新たな移動体験や地域回遊性向上に寄与する施策を実施している。シャトルバスならではの移動体験を提供する「R134BUS」は、2月に実証実験を実施し、90%以上の満足度を得るとともに、参加者の殆どが公共交通機関等で湘南エリアを訪問する等、一定の効果を得ることができた。
今回の実証実験では、更なる回遊性向上と宿泊促進による時間分散を図るべく、湘南エリア宿泊者にも利用しやすい、新たなルート、時間帯で運行するとともに、前回同様「利便性・楽しさ・地域回遊」の提供を通じて、顧客の観光満足度を高めていく。なお、今回実証実験モニターは無料(参加条件あり)で参加可能。地域宿泊事業者、自治体関係者の人々と一体で実証実験に取り組むことで、湘南エリアならでは魅力ある観光コンテンツを共創し、地域全体の活性化、課題解決を図っていく。
参加費用(運賃)は無料。運行期間は7月8日~17日。受付開始は6月27日16時より。