2022年06月16日 15:49

エーテンラボは、6月より横須賀市、7月より綾瀬市に、同社が開発する習慣化アプリ「みんチャレ」を活用した自治体向け介護予防事業「みんチャレ HEALTHCARE フレイル予防」を提供開始する。
「みんチャレ」は勉強・ダイエット・運動・禁煙・糖尿病改善など同じ目標を持った匿名の5人でチームを作り、チャットに報告して励まし合うことで楽しく習慣化に取り組むことができるアプリ。「みんチャレ HEALTHCARE フレイル予防」では、地域の高齢者同士がアプリ上でつながり、フレイル予防行動やコミュニケーションを継続する仕組みを提供する。利用開始時にみんチャレの使い方講座を実施することでデジタルデバイド解消にも寄与する。
同事業では高齢市民がみんチャレを利用して他者とオンラインのつながりを持ちながら、運動と社会参加を楽しく継続する仕組みを提供。横須賀市、綾瀬市では2021年度先行して実証事業を実施し、コロナ禍において高齢者のつながり形成ができ、歩数が維持・向上したという結果が出たため、今回、市の事業として本格導入に至った。同事業は2021年4月より2年連続で府中市が導入しているほか、2022年度は横須賀市、綾瀬市を含む5自治体向けに順次展開する予定。今後は2023年度に20自治体、2024年度に60自治体への展開を目指す。同社は同事業を通じて、自治体の情報通信技術(ICT)を活用したフレイル予防・人とのつながり促進を推進し、高齢化社会の課題解決に貢献する。