2022年06月14日 15:02

働き方を変えるビジネスデータベースを提供するSansanは、データ化された書類を森に還す植樹プロジェクト「Scan for Trees」の対象サービスを、6月より拡大した。「Scan for Trees」は、同社の営業DXサービス「Sansan」でデータ化された名刺枚数に応じて、植樹が必要な地域に木を植えるサステナビリティ活動。

名刺や請求書、契約書などの書類は木から作られている。この植樹プロジェクトは、多くの人にサービスを利活用してもらうことで、森や水などの自然環境を豊かにする取り組み。データ化された書類の総数が、1本の木から製造できる枚数に達するたび、植樹が必要な地域に木を植えている。植樹は、認定NPO法人環境リレーションズ研究所が運営している「Present Tree」を通じて行う。

2016年6月のプロジェクト開始以来、2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県宮古市、宮城県大崎市や、2016年の熊本地震で被害を受けた熊本県上益城郡山都町に植樹を行ってきた。2022年5月現在、累計1万926本の植樹が行われている。

今回の拡充により、名刺だけでなくクラウド請求書受領サービス「Bill One」で取り込まれた請求書、クラウド契約業務サービス「Contract One」で取り込まれた契約書も、植樹活動の対象となった。今後もSansanは、事業を通じた社会貢献活動に取り組んでいく。