2022年06月10日 12:21

ユニリタは、農業経営者に経営効率化への気付き情報を提供する農業経営支援クラウドサービス「ベジパレット」の正式版をリリースした。

ユニリタでは、社会課題をITで解決するべく事業を展開。その取り組みのひとつに、農業の課題をITで解決する「農業×IT」事業がある。農業従事者の高齢化が進み、農業の後継者不足が深刻化する状況下、コロナ禍で発生した外食需要の低迷による農業生産物の価格下落や海外技能実習生の渡航禁止による労働力不足問題、加えて重油などの燃料代の高騰による生産コストの増加など、農家を取り巻く環境は大きく変化している。これらの問題に対して今後更なる効率化と生産性向上、コスト削減を進めるためには、これまでの勘と経験による農業経営ではなく、しっかりと収支を把握し、データにもとづく意思決定が必要だ。そのためには、日々の農作業をデータ化し、経営効率改善につながる根拠をデータとして知ることが重要となる。

「ベジパレット」は、農業経営の利益を最大化するために必要な情報を提供する農業経営支援クラウドサービス。「ベジパレット」が持つ、利益を最大化するための特長は、「営農状況を一目瞭然に把握」「圃場グループごとに損益(P/L)の可視化」「正確な圃場収支の比較」の3つ。農業における収支に着目し、多角的にかつ詳細に情報を表示することができるので、圃場や農作物の作付同士の収支を比較して判断することや想定外の費用に気づくことができる。収支を通して営農活動の改善点を見出すことで、次に繋がる農業経営を実現する。

ベジパレットサービスサイト