2022年06月08日 19:00

伊藤手帳は、4月27日、FSC CoC認証を取得した。

伊藤手帳は、1937年現代表の祖父が個人経営として創業。2008年伊藤手帳株式会社へ組織変更とともに伊藤亮仁さんが3代目代表取締役へ就任。事業承継時100坪であった本社兼工場(名古屋市東区)から工場部門を愛知県小牧市へ移転。4月に小牧第2工場(2nd Base)も稼働。総計1800坪の敷地で年間1000万冊の手帳を製造する。

FSC認証とは、適切に管理されていると認められた森林から生産された木材や、その他のリスクの低い木材を使用した製品にFSCラベルを付け、認証製品として販売できる制度。CoC認証とは加工・流通過程でFSCの基準を満たすFSC認証材が不適格な木材(例:違法木材など)と混ざってしまわないよう管理されていることを認証するもの。これにより同社では環境に配慮した手帳やノートをはじめとした製品作りが対応可能となった。

同社では2021年11月にSDGsの達成に向けた取組みを宣言し、環境負荷低減を通じて持続可能な社会の発展に貢献する事を目指している。その取り組みの一貫としてFSC CoC認証を申請し、この都度認証された。年間1000万冊の手帳を製造する同社だがFSC認証の手帳を作ることにより手帳を「つくる」側と「つかう」側の両者が環境負荷に配慮できると捉えている。

伊藤手帳オフィシャルサイト