2022年06月08日 15:27

関家具では、住宅事業部が手掛けた「在来工法で建てる小屋」を提供開始。この度、一棟目が5月に完成した。住宅事業部は、昭和43年の創業以来、家具やインテリアなど住まいに関する商品の企画販売を中心に事業を展開してきた関家具が、2021年9月に立ち上げたばかりの新しい事業。家具と同じように素材や工法にこだわって、施主の「やりたい事」を実現する家づくりを目指している。

この度、提供を開始したのは、技術と経験が必要となる在来工法の小屋。無垢の木はある程度まで乾燥すると、周りの水分を吸放出して自らの含水率を保とうとする性質を持っている。そのため無垢の木を使うことにより、1年を通して小屋の中の湿度を常に一定に保つことができ、小屋の中に収納するモノにとってもメリットがある。

同社の事例紹介で取り上げられたM邸の小屋は、施主による「こんな小屋が欲しい」という1本の電話から始まった。家族それぞれの趣味の大切な道具を収納できる、カッコよくて、長持ちする木造の小屋を建てたい。そして、せっかく建てるなら家族の一大イベントにしたい。これらの要望を受けて、小屋の一部を一緒にDIY。道具選びから購入する材料、塗装の手順までサポート。一部をDIYすることで費用は少し抑えられ、家族で参加することで完成までの楽しみが増し、一層趣味の時間が楽しくなったという。

同社では、戸建てはもちろん、外構や小屋などの相談も受け付けている。詳しくはこちら