2022年06月07日 19:22

仏壇・仏具・位牌メーカー、アルテマイスター「保志」は、UV漆塗料を扱う漆塗装専門会社「ユーアイヅ」と共同で、「銘木レジンテーブル」を制作した。6月9日~12日の4日間、直営店スペース・アルテマイスターにて展示販売会を行う。
仏壇で使用する木材は、製品とした時に木目が綺麗に出るよう、木目がきめ細かい銘木を使用している。今回、節や曲がりによって仏壇の部材として使用できないその銘木を用い、植物由来のレジン(樹脂)を施し、木材本来の姿を生かしたテーブルを制作。傷や汚れが付きにくいUV漆塗料(紫外線硬化型漆塗料)で仕上げた。
今回は、古くから建築物に取り入れられてきた、摩擦に強く木目の美しい欅(けやき)と、和家具で重宝されてきた桑(くわ)を使用。UV漆塗料で仕上げることで、漆特有のしっとりとした深みと、ぬくもりを感じることができる。さらに、耐水性・防腐性にも優れており、傷や汚れが付きにくく、長い期間美しい状態で使用することが可能となった。
また一般的なレジンは石油を原料としているが、銘木レジンテーブルには、廃棄時の環境負荷を低減する植物由来のレジンを使用。木材の表情にレジンの波のような模様も加わり、一つとして同じものがない希少性の高い製品となった。6人掛けのダイニングテーブル、サイドテーブルなど約15点を展示販売。期間中オーダーメイドも受け付ける。詳しくはこちら。