2022年06月07日 15:46

株式会社「ひゃくはち」が運営する「JAPAN MADE (ジャパンメイド)」は、非正規品や廃棄予定だった「イ草」を再活用したサステナブルなアップサイクルマットを企画・開発。 READYFORにて、6月7日よりクラウドファンディングに挑戦する。
実は畳に使用されるイ草は、ある程度の長さがないと正規品として用いることが難しく、畳になれないのだという。そのため、収穫されるイ草の約7割が焼却されたり、肥料になったり、アウトレット品になってしまっているのが現状。その年の天候や品種によっても作柄が変わってくるため、農家が自然と向き合いながら作っている。また、イ草農家が減ってきていることや、労働状況や利益率についての課題も。
本プロジェクトは、東京都浅草橋にある金井畳店の金井功さんからの相談によって始まった。「育てられたイ草のほとんどは、B品や廃棄になってしまう。農家さんのためにもなんとかしたい」という話を聞き、イ草の香りや効能、生活の欧米化による畳文化の減少、自然素材を活かした訴求を考え、アップサイクルマットに行き着いた。
本プロダクトは、表地にB品・廃棄予定だったイ草を用いており、縁にはITONAMIの協力のもと、端材のデニムを使用。また、裏地には飲食店から回収したコルクを活用して作られた、TOKYO CORK PROJECTのコルクマットを採用している。マットは2種類。詳しくはこちら。