2022年06月06日 09:10

カミカグは、オフィス移転と共に、正式に生産設備を整え、本格始動する。
カミカグは、デジタル技術を駆使した、意匠性と強度に優れたダンボールを主材料とする、ダンボール製家具の制作プロジェクトとして東京大学の講義をきっかけにスタート。2021年12月に法人化し、本格的に事業化に取んできた。そして今回、墨田区内に生産拠点を確保し、加工用のカッティングプロッタを正式に導入、自社で生産・開発を開始した。世界的なSDGsの推進の中、環境配慮の商品が注目されている一方、家具における環境配慮の選択肢は限られている。中古品のリユースや、オーガニック素材の採用など、従来の選択肢に捉われない、新しい家具の選択肢としての紙製家具をカミカグは提案する。
また始動に先駆け、メイン商品であるダンボール製の椅子「The Stool」のプロモーションビデオ(PV)を6月5日、世界環境デーに公開。PVのテーマは「紙で暮らし、軽やかに」。同社はダンボール製家具の販売に留まらず、現代の暮らし方に寄り添う「紙の家具」のある暮らしを提案する。日々変わっていく思考や暮らし方の中で、少し重たく感じてしまう、いつもそこにある家具。軽やかな暮らしを実現するツールとしての紙の家具を表現したPVとなっている。紙の家具がポジティブな選択肢になり、軽くて美しい紙素材の使用が当たり前の世界に一歩近づくようにとの想いを込めて制作した。本PVはECサイトおよびinstagramにて公開される。