2022年06月06日 09:02

MUKUは、淡路島にて就労継続支援B型事業所を併設した農作物直売所「MUKUマルシェ」の7月オープンに向けて、5月18日~6月29日までクラウドファンディングを実施する。
MUKUは、兵庫県淡路市にて農業を中心とした就労支援事業を行う特定非営利活動法人。農林水産省が推進する「農福連携」すなわち、障がい者等が、担い手不足などの課題を抱えた農業分野で活躍することを通して、社会参画していくことに取り組んでいる。
「MUKUマルシェ」は、「違いが共奏する」をキーワードに、就労継続支援B型事業所を併設し、MUKUが運営する畑「MUKU FARM」で採れた野菜や、規格外野菜・キズモノ野菜の加工品などを扱う農作物直売所。人も野菜も、一人ずつ一つずつ違いがあり、二つとして同じものはない。ただ、今の常識では、この違いが理由で、過小評価されてしまうこともある。人間では、その違いが「障がい」であった場合、その人が「障がい者」と呼ばれ、健常者中心の社会から分離されてしまうことがある。野菜の場合、違いが商品の規格から外れた場合、「規格外野菜」として商品価値が下がってしまう。しかし、人間も野菜も工夫することで、お互いの違いを活かし合うことができる。そして、それは「違うからこそおもしろい」という新たな常識を生み出してくれる。「MUKUマルシェ」はそんな新しい常識を作る場所を目指す。
今回のクラウドファンディングは、開始から約21時間で当初の目標金額を達成。ネクストゴールを500万円と設定し、継続する。
実施期間は5月18日11時~6月29日23時。