2022年06月03日 20:01

バンダイベンダー事業部は、ガシャポン45周年プロジェクト「答えはガシャポンだ」の取り組みとして、環境経営総合研究所が開発した紙パウダー入り成形材料「MAPKA(マプカ)」を使用した紙製のカプセル「マプカプセル」を、吉比化成の協力の下、新たに開発した。

「マプカプセル」は、ガシャポン史上初の紙製カプセルとなり、一般汎用プラスチック(ポリプロピレン)と比べ、温室効果ガスの排出量約30%削減が可能となる。6月第4週より日本全国で順次導入開始する。

昨今、さまざまな業界において、レジ袋の有料化、紙ストローの導入、紙素材のみを使用したパッケージ等の導入など、紙製への移行、いわゆる「脱プラスチック」の取り組みが加速している。「脱プラスチック」が必要とされる理由の一つが、適切に処理されなかったプラスチックごみがもたらす環境汚染(海洋汚染・土壌汚染・大気汚染など)の問題だ。この問題は、年間約1億個のプラスチック製カプセルを提供するバンダイベンダーのカプセルトイ事業においても重要な課題と常に認識し、この度、「マプカプセル」の開発および導入に至った。

「マプカプセル」は、6月に発売予定の「アイドリッシュセブンスナップショットアクリルチャームvol.1」、「STATION IDOL LATCH!アクリルネームバッジvol.2」の2商品から本格導入し、国内生産商品で展開を拡大予定だ。