2022年06月03日 15:52

脱炭素社会に向けた取り組みの一環として、6月からマップルとヘッドスプリングが共同で「EV充電スタンド」の提供を開始する。
両社は以前から、蓄電システムの企画・開発など脱炭素の実現に向けて取り組んできた。現在課題となっている観光地へのEV充電スタンドの提供を行うことで、EV利用者が従来のガソリン車と同様にドライブや観光を楽しむことが出来る環境を作る。それにより、観光地の脱炭素化とともにEV自体の普及拡大にも貢献する。
市区町村役場などの公共施設や宿泊施設、遊園地といった観光施設など、多様なニーズに対応したEV充電スタンドを提供。また、初めて充電スタンドを導入する事業者が導入しやすいよう、各施設の状況に応じた最適な提案と必要な設置工事のアレンジメントなども行う。
提供する充電スタンドは、ヘッドスプリングの資本提携先でもある河村電器産業社製の「wayEV」を中心にラインアップ。「wayEV」は独自の機能によって受電設備の増設や契約電力の大幅な変更が不要で、増設対応も行いやすいシステム設計になっており、初めて導入する施設にも導入しやすい。また要望に応じて、EV利用者への課金機能をオプションで提供。宿泊施設であれば、平日の宿泊客が少ないときに周辺住民へEV充電スタンドの利用を開放して課金収入を得るといった、新しい収益に繋がるサービス設計なども可能になる。