2022年05月17日 15:52

TechMagicは、同社が開発した世界初のパスタ自動調理ロボット「P-Robo」が、6月30日、東京・丸ビルにオープンするプロントコーポレーションの新業態「エビノスパゲッティ」で稼働を開始する。
「P-Robo」は、特許取得した世界初の技術で一連の調理工程を自動で行い、1食目は約75秒、連続調理時の2食目以降は約45秒でパスタを調理する。また、独自開発した形状のフライパンと高出力のIHで調理することで、調理スピードと熟練の調理技術の再現を両立させる。高出力・高回転の組み合わせで、むらなく均等に攪拌加熱。短時間での調理を実現することでソースが煮詰まらず、麺にしっかりなじませることが可能だ。1時間当たり最大90食の調理が可能で、ロボットが同時に4つのフライパンを状況に合わせてハンドリングするので、従業員は盛付場所でフライパンを待つだけ。P-Roboが何を調理しているか、一目でわかる画面表示でレシピ情報の更新も手早く簡単に調整可能。パスタ具材等の状態把握には、AIによる画像認識技術を活用している。
従来の店舗と比較し導入後は1~2人の省人化を想定しており、人手不足が課題の食産業において新たな労働力の創出を実現する。またwithコロナの現在では、厨房の密を回避に貢献することでより安全な店舗運営を支援していく。
「エビノスパゲッティ 丸ビル店」所在地は、東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディングB1F。