2022年04月06日 12:07

大日本印刷(DNP)は、生活者本人の同意を得て預かる属性情報や、食事・睡眠・運動・メンタル等のヘルスケアデータを活用して、生活者の属性や興味・関心に合わせて最適な商品やサービスの情報を企業から届ける「DNP健康データ利活用サービス FitStats(フィットスタッツ)」を4月に開始する。

「FitStats」は、2021年に業務提携したFiNC Technologiesとの協業によって開発した。生活者のヘルスケアデータ等を独自のアルゴリズムで数値化(スコアリング)し、健康状態を可視化して生活習慣を見直すきっかけを生活者に提供する。DNPが情報銀行向けに新たに開発した強固な情報セキュリティ基盤を活用してパーソナルデータを管理・運用することで、生活者と企業の安全・安心な双方向コミュニケーションを実現する。「FitStats」のサービスは、累計1100万以上ダウンロードされたFiNC社のヘルスケア・フィットネスアプリ「FiNC」内から、誰でも無料で利用できる。

DNPはFiNC社の協力のもと、初年度50万人、2023年度内に100万人以上の「FitStats」利用者獲得を目指す。また、DNPは、情報銀行事業をさらに推進し、ヘルスケア領域から、将来的にはさまざまな事業領域へとサービスを拡張することにより、生活者の安全・安心なデータ流通社会を実現していく。

価格は、「FitStatsを利用する生活者」無料、「FitStatsを利用する企業」FitStats利用料30万円/月+従量課金(すべて税抜)。

「FitStats」Webサイト