2022年04月04日 19:43

ミウラトラストは「三浦半島の旅宿 三崎宿」として、古民家を利活用した宿泊施設を、4月下旬にオープンする。かつて、江戸の時代から漁業で栄え、海で囲まれた三浦半島が故に宿場としての発展がなかった商家の街。しかしながら近年、食を求める観光地として自然、必然的に、生まれ変わろうとしている。
同社は江戸時代から続く古民家、古商家を三浦半島の旅宿「三崎宿」として新たに再生し、非日常な「宿泊」と「食」の体験を提供。当時の趣や風情を残した三つの客室棟にて、三崎下町の港町ならではの風情ある古民家で過ごす、非日常の空間を楽しめる。
「江戸の蔵宿(一棟貸し)」は、三崎で一番古いと噂の建物。かつて魚商として繁栄したこの商家は元々、江戸時代から続いた蔵造りだった。また「古民家の旅宿(一棟貸し)」は、古くから金物屋を営んでいた建物。元々の店舗部分は「リビングルーム」母屋部分を「ベッドルーム」として、最大6名まで利用できる。「酒宿山田屋(2階のフロア貸し)」は、三崎港玄関口に佇む、老舗の酒屋「山田酒店」。その母屋の二階を改装し「酒宿山田屋」とした。詳しくはこちら。
なお本取組みは、三浦市、横浜銀行、京浜急行電鉄、地域経済活性化支援機構、ミウラトラスト5者にて2021年3月に締結された「三浦市における地域資源を活用した観光活性化に関する連携協定」の一環として行われるもの。三浦市の地域資源を活かした観光コンテンツの開発と、運営する仕組みの構築を支援することを目的にしている。