2022年04月01日 12:44

Classiは、無料で使える小中学校保護者向け連絡サービス「tetoru(テトル)」を新年度に向けて正式リリースした。
「tetoru」は、これまで先生と保護者の間で行われていた電話やメールなどによるコミュニケーションをデジタル化し、学校からの連絡配信、保護者からの欠席連絡をオンラインで一元管理できるシステム。「tetoru」を活用することで、保護者と学校のコミュニケーションがより円滑になり、先生側の業務削減と保護者側の学校に対する理解の促進が期待される。
「tetoru」は、欠席連絡などのベーシックな機能については無料とし、あらゆる教育機関で活用できるように導入・運用のコストを最小限に抑えている。なお、教育現場という環境を重視し、広告は一切表示されない仕様だ。これにより、各校の予算が異なる場合も、自治体で一括してツールを導入することが可能となる。また、「tetoru」は、ファイル添付送信機能を標準で搭載。印刷・配布業務など先生方の負担を減らしながら、視覚的な情報の共有も可能にする。
「tetoru」は2月より先行リリースをスタートしており、3月までに公立小中学校32校(登録予定児童生徒数1万6500人)が導入。新年度となる4月以降は、更に50校以上の導入が決定している。また、今後はEDUCOMが全国に展開している小中学校の統合型校務支援システムでシェアNo.1の「EDUCOMマネージャーC4th」とのデータ連携を予定しており、学校と保護者をよりスムーズにつなぐための機能を搭載予定だ。