2022年03月17日 12:09

鈴茂器工は、富士経済が発行する市場調査レート「2022年版 ワールドワイドロボット関連市場の現状と将来展望」の米飯盛り付けロボット市場で、シェアNo.1を獲得した。

ご飯盛付けロボット市場は、衛生面や盛り付けのムラの改善、人手不足対応手段として外食、小売店、ホテルなどのバックヤードを中心に導入されてきた。日本国内では、各業種ともにオペレーションの効率化を図りたい大手チェーン中心の採用から、緊急事態宣言後の2020年以降は、個人事業主の外食店舗へとすそ野が広がり、市場が底上げされた。外食・小売・宿泊業の人手不足は深刻化しており、省人化や業務効率化の手段が求められており、さらなる成長が期待されている市場だ。海外市場でも右肩上がりでの市場推移が見込まれている。

同社は、1981年に世界初の寿司ロボットを開発し、寿司の大衆化を実現したリーディングカンパニーだ。「Fuwarica(ふわりか)」は、旧称「シャリ弁ロボ」として2003年3月より販売を開始し、米飯ファーストフード・レストラン等の外食業態およびスーパーマーケット・テイクアウト等の中食業態、社員食堂や介護施設などの顧客を中心に幅広く導入されている。ご飯を練らずにやさしくほぐし、ボタンを押すだけで定量のご飯をふんわり自動で衛生的に盛付けることができる「Fuwarica」は、おむすびの製造に対応したオプションの開発や保温・保湿機能の強化など、顧客の様々なニーズに応えるラインナップを揃え、進化を遂げている。

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