2022年03月10日 19:00

「越後薬草」は、上越市本社の敷地内に「YASO」の世界観をアートとして五感で味わうをコンセプトに、美術館のような蒸留所を開業する。

「越後薬草蒸留所」はクラウドファンディングを活用し、蒸留風景や現代アート、さらにはレストランバーが併設された、新潟県初のディスティラリーレストラン。1階はファクトリーフロアとなっており、実際に蒸留している様子や蒸留時の「YASO」の香りを体感できる見学可能なフロア。2階はオープンスペースの、開放型アートギャラリーフロアになっている。

3階はレストランバーとして、「YASO」と地元食材を活かした料理を提供する。そこで生まれるペアリングを体感してもらい、食事とお酒が織りなすマリアージュを楽しめる、ディスティラリーレストラン。全面ガラス張りを採用することで、360°パノラマにて非日常空間を味わうことができる。

なお「越後薬草蒸留所」では、自然環境に配慮した循環型の蒸留所プロジェクトを始動。越後薬草は、野草を中心に80種類の原材料にて健康食品(酵素商品)を製造している。しかし一方で原料として使用した多くの植物は、残渣として処理されている。そこで敷地内に庭園を整備し、残渣を肥料としたスパイス、ジュニパーベリーを栽培、「YASO」の原料に使用する。リサイクルというフェーズではなく「自然環境に配慮したサイクル」を構築していく。