2022年03月10日 12:02

南三陸町観光協会は、3月10日より、新たにオープン予定の震災伝承施設「南三陸311メモリアル」内で提供するアクティブラーニング型プログラムの団体予約受付を開始する。

新たに提供を開始するプログラムでは、東日本大震災での南三陸町の当時の状況を知ることができることはもちろん、地域住民へのインタビュー映像を基に参加者へ問いかけを行うプログラムや、東日本大震災の経験を基にワークショップ形式で実践的に学ぶプログラムなど、自然災害からどう命を守るかを自分ごとと捉えて参加者同⼠で学び合うことをコンセプトとしている。

「南三陸311メモリアル」は宮城県南三陸町に10月オープン予定の「自分、そしていのちと向き合う」をコンセプトにした震災伝承施設。大型バス駐車場を完備、100名規模までの教育旅行・研修旅行等での利用に特におすすめだ。館内では東日本大震災に関する基本情報や、後世に伝え継ぐ地域住民の証言などの展示をはじめ、シアター、アート展示から構成されている。また、南三陸町観光協会では、バス車内から震災当時の地域を巡るガイドツアーや地域住民から震災体験を聴きながら町内を歩くガイドツアーの手配も行っている。それぞれのニーズに合わせた学びを深める体験を提供する。

料金は、小中学生400円、高校生640円、一般800円(各プログラム10名以上の料金、1名あたり)。期間は通年。

南三陸町体験学習プログラム予約受付HP