2022年03月10日 09:54

江ノ島電鉄と江ノ電バスは、3月16日より、MaaSアプリ「EMot」を活用した「江ノ電バスのり旅きっぷ(江ノ電バス1日乗車券)」を発売する。

江ノ電グループでは、地域課題である交通渋滞軽減や地域回遊性向上に寄与することを目指し、公共交通利用促進を通じて、湘南・鎌倉・横浜エリアでの暮らし・観光を便利に楽しくする「湘南MaaSプロジェクト」を展開している。今回新たに発売する「江ノ電バスのり旅きっぷ」の実証実験を行うことで、江ノ電バス沿線地域の活性化や地域課題解決の可能性、SDGsの達成に貢献していく。

「江ノ電バスのり旅きっぷ」は「EMot」で販売する電子チケットで、江ノ電バスの路線全線(羽田空港線除く)で、一日何度でも、乗車ができる。同商品の発売によって「窓口で並ぶことなく購入可能」「クレジットカードでの購入」など、コロナ禍における接触機会の軽減だけでなく、観光・生活シーンにおける利便性向上の提供が可能となる。

今後もMaaSへの取り組みを地域に集う人々と一緒に作りあげるべく、交通以外の商品と連携したサービスの提供や、新たな移動コンテンツの提供により、新しい生活・観光スタイルを提案するとともに、地域団体・観光商業各施設との協働を積極的に図っていく。

料金は、大人600円、小児300円。発売開始日時は3月16日10時。実証実験期間は3月16日~2023年3月15日。利用可能区間は、江ノ電バスの路線全線(羽田空港線除く)。発売場所・発売方法は、小田急電鉄が提供するMaaSアプリ「EMot」。

江ノ島電鉄